宇宙の意図

13日の金曜日はシュタイナークラスの日でした。


何故わたしがこの時にこの場所にこの学びを受けに来たのかがぽんと入ってきたので
これまでと今日の講義の内容をまとめて記録したいと思います




「これを学ぶことを求めたのよ
全ての存在のためにこのことをインプットしてアウトプットすることを求めたのよ」


この講義の間は不思議なくらいこのようなインスピレーションが降りてきます



今は「内面への旅」というシュタイナーコレクションの2巻目がテキストです



2014年の4月から始まったこのクラスもテキストの最後の6章まできました。

シュタイナーがこの講義を行ったのは
1911年12月27日から1912年1月1日まででした
第一次世界大戦の始まるほんの少し前です
翻訳者である高橋巖先生は
この講義が行われた時期と今のこの世界がとてもよく似ているという危惧感から
今回このテキストを選ばれたそうです



このテキストではまず
「日々の仕事に追われている私たちの生活目標と人類の至高の課題との間に橋を架けることを目指しています」
ではじまります


つまり物質世界から霊の世界へと橋を架ける作業が必要だということです


そもそも地球上の存在で人間だけが独立した魂を与えられています
ほかの動植物は地球の魂と一体化している
つまり集合魂の存在だそうです



では何故人間は地球に信頼されて独立した魂を与えられたのか



それは地球で存在する意味を学び感じ体験し考え想いを抱くことで地球にエネルギーを送り
全ての進化に貢献するためです
地球そのものだけでは進化を体験することができないのですが
地球から人間の魂が独立することで地球生命体と命を共有し尊重し合うことができる
そしてエネルギーを受けてさらなる進化をすることができるようになります



しかし人間はそのための魂を使い切ってしまった


人間はもう地球を仲間だと思わなくなり
地球や自分以外の存在はただの道具だとしか思えなくなってしまいました



この様な状態を物質世界(唯物論的世界)
そして本来の姿を霊の世界と呼び
そこに橋を架けることで
再び地球で存在する意味を感じることができるようにするために
シュタイナーは人智学をつくりました


では実際に橋を架けるためにはどうしたらよいのでしょうか



シュタイナーはそれを
驚き
畏敬の念を持つ
宇宙叡智との一致
帰依

という4つのプロセスが必要だと
そしてこのプロセスを常に思考から離れずに行なわねばならないと言います



例えとして一本の紅葉したモミジの木を想像してください

そのモミジの美しさにびっくりし
美しいモミジにすごいと畏敬の念を持ち
モミジという存在を通して世界の美しさと自分との一致を感じ
そして抵抗を手放し全てを受け入れる

そんな流れのことです
とてもざっくりですが
このような体験は誰にでもあるものだと思います
浄福感みたいなものと言えばいいのでしょうか




光や音や空気をはじめとして
環境の中にあるものは全て
絶えず人間存在に働きかけています
その全てに感謝できる魂の有り様を持ってほしい
それを能動的に行ってほしい

それが物質世界を霊的なものとして見ることに繋がります




つまり橋を架けること




人間はそもそも地球上に存在しているだけで

生きて動いているだけで

地球に貢献しています

人種や宗教や国籍や生き方や性別や個性は問われません

これからはその貢献を能動的に行おうと意識することで

壁を超えて独立した魂を輝かせていたいと思い行動することで

途切れそうな橋を架けなおすことが出来るのではないかと思います


このことを学ぶためにわたしはこのシュタイナーのクラスに高橋巖先生に会いに来たというのが宇宙の意図だと

それがはっきりわかりました


これからさらに学びそしてそれをアウトプットすることに繋げたいと思います





無意味な暴力に遭われている世界中の全ての方々のために祈ります


どうかその美しい魂から憎しみを手放すことが出来ますように



あなたが生きている意味を見出せますように