永遠

毎日があっというまに過ぎていく気がするのですが

みなさま如何おすごしでしょうか

 

ウエサク満月も終わって

夏至にむけてまっしぐらです!!!

 

 

月の運行を意識していると

ほら

月は晴れていれば毎日形をかえて見えるから

 

クロノス的時間の感覚を感じるための時計とカレンダーを持たない暮らしでも

iphoneはあるけど)

時の流れを感じるのです

 

 

 

 

そんなこんななウエサク

おもしろかったです

 

 

いつか鞍馬寺のウエサク祭に行こうと思います!!!

 

 

 

 

 

先週はシュタイナーの講義の夜でした

 

毎回思いますが

この講義

今のわたしのためのメッセージが要所に織り込まれていて

それはもう

気持ちの面でも

思考の面でも

大変忙しい2時間なのです

 

 

 

『瞬間の中にこそ永遠がある』

 

ニーチェの言葉だと先生はおっしゃいました

 

今回のテーマはこのことばでした

 

 

『神智学』

ルドルフシュタイナー著 高橋巌訳

55P〜56P

 

魂はこの光の中に生きる限り 永遠の存在を分有している

魂は自分の存在をこの永遠の存在に結びつける

 

 

この光

とは

自分の好き嫌いや感情を超越したところで永遠の霊から差し込む光のこと

 

 

 

シュタイナーは人間の構成を

『体・魂・霊』に分けています

 

体=肉体

 

魂=その個人の自我や人格、精神、個人に宿っているもの  霊と体を繋いでいる

 

霊=大いなるもの、集合的な意識、生まれる前、死後に居るところ

 

 

 

この光

とは

大いなるもの(=霊)に差し込むもっと大元のところからの光

ということになるでしょうか

 

 

永遠なるものは一瞬一瞬の衝動の中に現れる

 

そして

 

人間の中の最も人間的な衝動

自分の中の一番嫌だと思う部分

そこに降りてくるのが

キリスト

 

 

これは『沈黙』といういくつか前のブログでも考えていたことで

 

一番醜く小さきものにキリストは寄り添う 

 

 

 

 

 

瞬間の中に永遠が在る

 

この一瞬を深く深く感じることで

全てを永遠にすることができる

 

それは深淵に差し込む光

ココロの一番奥底の闇にに差し込む光

 

 

わたしのなかの一番みにくいところから出てきた

それでもとても純粋なもの

大切なもの

 

人倫に当てはめたらこれは『真』でも『善』でもない

 

でもわたしの深淵にとってのこれは『美』にあたるのです

 

 

それが永遠になる

 

 

それこそが愛の光

 

 

愛しきる

生ききる

 

 

 

 

 

生きるということは

この瞬間をつみかさねていることで

それは何にも代えられない

とてもとても大切なことなのです

 

 

 

自分を生きる

 

 

 

そしてこのクラスの中で先生がおっしゃったこと

 

 

シュタイナーは『毎日変わった人』だった

昨日考えたことと今日は違う

いつ何が起こるかわからない

「不変」はない

 

 

 

瞬間を重ねていくことは

そういうことなのかもしれない

 

だからかたくなる必要も決めてしまう必要もない

いつも流れるままに

 

 

 

 

 

 

カイロス的時間は

そうして今この一瞬に存在している